関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

すまいデザインコース

建築・環境学科

住宅インテリアスタジオ

–「roomの設計」最終講評 – <住宅インテリアデザインスタジオ>

  • Category: 住宅インテリアスタジオ
  • Posted by kgu7.
  • 2017/03/04

2017年1月19日(木)今日は「roomの設計」の最終講評が行われました。この課題では、別荘の一部分を想定して空間の設計を行い、仕上げ材料や家具まで含めた具体的な提案と表現をすることが求められています。先週の図面・模型提出から更にブラッシュアップされた作品が多く、とても実りある最終講評でした。

0119-1_010119-2_01

別荘に併設された「祈りの空間」を提案した作品。室内の表現だけでなく、それを作り出すための構築のシステムまでが提案されています。模型とともに、空間の成り立ちを表現する多くの鉛筆ドローイングが描かれています。

0119-3_010119-4

都市部のビルの最上階に、私的なライブラリーを提案する作品。ランダムな方向に配置された本棚によって、さまざまな形状の空間がその間に生まれ、本棚に配置された本の種類が、それぞれの空間の性格を作り出し、その上に掛けられた柔らかな布が空間をひとつにまとめています。模型は一冊一冊の本までが表現されていて、かなりの力作です。

0119-5_010119-6_010119-7-8

ダイニングルームに面して、屋根のある大きな半外部空間を作り、そこに一人で過ごすための繭に包まれたような場所を提案した、「垣殻(かいがら)」というタイトルの作品です。図面表現・模型表現ともにレベルが高く、丁寧な表現がされている上に、この場所を利用する人の心情の機微を表現した漫画のようなドローイングも用意された、表現の幅の広い作品でした。

このように、図面や模型だけでなく冊子を作成し、そこで起きる空間体験をシークエンスごとに見せる工夫をしてきた学生もいました。

0119-9_010119-10

天井から吊り下げられた木製のオブジェクトが空間の性格を決定づけるとともに、室への自然採光の役割も果たすことが提案された作品です。

0119-11_010119-12_010119-130119-14

別荘に併設されたギャラリーのような空間を想定した作品。キューブ状の木製のモティーフが、天井や家具などに繰り返し用いられています。

0119-15-16

白い襞(ひだ)状の壁によって、流動的な内部空間を作り出した作品。空間の全体構成がドローイングと模型で表現されるとともに、壁の一部分を原寸大のモックアップで作成しているところに大きな特徴があります。

0119-17_010119-18_01

さまざまな長さの半透明の円筒を、多数積み重ねることによって、雲のような不定形の空間(パビリオン)を作ることを提案した作品。形状の面白さだけでなく、円筒の性質を利用することで、この空間を体験する者は、ある特定の方向の風景だけを切り取って見ることになります。

0119-19_010119-20

室の上下から、キューブ状の立体が室内にせり出すことで、自然光に包まれた対話の場所を作り出す提案。

0119-21-22

「小さな空間」で、階段の段鼻に置いた紙片が人々に踏まれることで、時間経過とともにその配置を変化させていく様子から着想を得て、その「不作為の変化」をインテリア的なオブジェクトのデザインとして定着させた作品。難しいテーマに最後まで粘り強く取り組んだ姿勢が高く評価されていました。

0119-23_010119-24_01

大きなキューブ状の空間に、大小様々のキューブ状の開口を穿つことで採光や開放感を確保し、アーティストのアトリエとして利用される空間を提案した作品。

0119-250119-260119-27_010119-28_01

「分析と展開」で作成した多くのドローイングから、独特の曲線形状を生み出し、洞窟のような室内空間のデザインに結びつけた作品。

0119-290119-30

大自然の一部に、二つの対比的な手法で手を加えることで、人の居場所を作り出す提案。インテリアデザインの枠におさまらない作品。

0119-310119-32_01

さまざまな断面形状の天井によって居住空間に落ちる自然光の質を変化させ、人の居場所をデザインする計画。

0119-330119-34

風の視覚化から様々なパターンの組み合わせのスタディを重ねて壁のデザインにした作品。

0119-35_010119-36_01

季節や時間による光と陰の変化からスタディを重ね、デザインされた空間。

0119-37-38

透明なキューブを使って三次元で空間を考えるスタディを行い、それを室内の格子状の構造体に置き換え、上下移動等に利用することを提案した作品。

今回の授業で、今までの設計の授業とは異なる視点から物事を見たり、考えたりするということを学んだと思います。そして様々な表現方法や自分に合った表現方法を見つけることができたと思います。この授業での経験を活かして、今後の設計に繋げていけるといいと思います。

 TA 加藤

デザインスタジオ パンフレット 連続講演会「建築・環境を考える」 建築・環境棟(5号館)完成記念シンポジウム エネマネハウス2015 建築・環境棟 環境・省エネルギー活動と学修教材 建築展 教職員の公募