関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

すまいデザインコース

建築・環境学科

住宅インテリアスタジオ

第15回目 『room』の設計 最終講評<住宅インテリアデザインスタジオ>

  • Category: 住宅インテリアスタジオ
  • Posted by kgu7.
  • 2018/03/15

2017年1月25日(木)今日は、『room』の設計の最終講評が行われました。それぞれ、これまで行って来た『ちいさな空間』から分析と展開、『room』の設計の一連の流れを通して発表を行いました。

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この作品は、inside outに着目して、空間の中のものが反転したらどのような空間に変わるのかということをテーマにした作品です。

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ゲストハウス内の吹き抜けと『ちいさな空間』で着目した曖昧な空間を結びつけた案で、木のフレームが少しずつずれて上まで続いているため、下から覗くと微かに上の階が見えるようになっています。

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曲線に着目して、初めは柔らかい素材で曲線を作っていたものを、木を組み合わせて1つの曲線のユニットを作り、それを積み上げて空間を作りました。

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分析と展開で行ったスタディの中から失敗したものに着目して、人工物と自然の間で人がくつろぐ空間を設計しました。洞窟をイメージして、紙を丸めて広げた時にできるシワの凹凸を利用して人がくつろぐ空間を作りました。

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真っ暗な室内で、視覚以外の五感を使って室内を巡る体感空間を設計したもので、触覚を頼りに進むためのツールとして、壁に開いた隙間に手を差し込むという体感ができる1/1模型を作成し、実際に体感してもらいながらプレゼンを行っていました。

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歪んだガラスを開口部にはめることで、室内に差し込む光が乱反射を起こし、室内に幻想的な陰影を作り出す空間を設計しました。ガラスの外側に水盤を置くことで、水面の揺れも影響してより、室内の光の乱反射は複雑なものになるよう、計画されています。

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「土地に馴染むとは何か」という問題意識から、いつかはRCも朽ちて無くなるのではないか…建築はどこから始まって、どこが終わりなのかという疑問に着目した作品。あえて劣化するように作り、その劣化の仕方を考え、模型で表現されていました。

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最小単位のグリッドを組みわせて、野菜の一部分や全体の写真を見せることで、1つ1つが小さければ、モノとしての印象は弱く模様のように見えるが、1つが大きければ、その質感などに着目するようになることを体感できる空間を設計しました。

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様々な壁の角度を作ることで、人が座ったり寝転ぶことができる、くつろぎの空間を設計しました。また、夏と冬で光が入る角度が異なる点も考慮した開口部の計画がされていました。

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洞窟の様に自然と同化する空間を設計するには、どのように中と外を解離させたら良いのかという点に着目し設計しました。

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形も積み上げ方も高さも不規則であれば、使い方も不規則になるのではないかという仮説のもと、室内に不規則なものを積み上げて家具や階段を作成しました。

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室内の家具を青で縁取り、自分の身の回りのものの高さを再認識させることで、ものの高さ、大きさから用途を見出すことで、それぞれの身長によって捉え方が違うことを意識させる空間を設計しました。

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風景とどう結びつけるかに着目し、地面、コンクリート、植物の順番で建築と敷地を蒸す結びつけ、それぞれの接し方を計画しました。

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ものの輪郭から捉えた表面上の先入観に捉われるのではなく、1つものを様々な角度、視点からみることが大切だということを気づかせる為に、連立する木のグリッドの中に、見る角度等によって見え方が異なるガラスの球体でできた照明器具を置く計画をしました。

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住宅にあるもののスケールが変わったら、モノのあり方が変わるのではないかという仮定のもと、柱をどれくらい太くしたら壁に見えるのか等、分析を重ねて空間を設計しました。

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1つの扇型の形を積み上げたり、大きさを変えることで1つの形が柱やテーブル、照明など、様々なものへと形を変えることで空間を計画した。

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分析と展開で行ったストローの袋を積み上げ、その隙間に空間が生まれたことに着目し、細かい木を組み合わせて積み上げることで空間を作り出した。

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建築と自然の隔てを減らすべく、開口部を突き破る様に岩を室内と室外にまたがる岩を設置。腰掛けて家具の様に使うのか、室内に岩がある不自由さとどう共存するかを問う建築を計画した。

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4種の異なる素材からできた床、天井から伸びるうねったものが重なることで、室内の景色が見えがくれするような空間を計画した。写真家の作品を展示することで、作品も見えがくれする様になっている。

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分析と展開で糸を様々な高さに張ったことから、見る目線の位置でスケール感の違いがあることに着目した。敷地に傾斜のあるこの敷地では、あえて建物を地中に埋めるという操作を行った。

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水平垂直面で構成された室内に床、壁、天井をうねらせるインテリアを用いることで、空間の雰囲気を和らげる効果を狙った作品。

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ランダムな高さや向きで作られた棚によって、空間を見えがくれする様に仕切るインテリアを計画した作品。

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室内にいながら、自然のものに触れることができ、素材の感触を体験することを目的とした作品。

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時間の経過とともに変化する影から、室内にランダムで細いフレームを使って室内を区切るインテリアを計画した作品。

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何枚か重なった半透明のブラインド越しに景色を見ることで、外部との距離感に変化を与えることを目的とした作品。

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室内に様々な形や高さのものが突出することで、立ち位置によって外の景色の見え方に変化が起こることを目的とした作品。

この授業は、今までの設計課題とは全く異なる手法で設計をしてきたため、戸惑うことも多かったと思いますが、これまでのようなプランからつくる建築とは違うつくり方を学ぶことができ、オリジナルなものを表現するにはかなりの時間がかかることを実感したと思います。先生方から以下のような講評をいただきました。

・今回やったテーマを卒業設計に活かすのもよい

・自分のやりたいことを突き詰めれば、相手を理解させることができる

・色々な経験(体感や表現)が設計に活かされる

・原寸などのスケール感は経験による

・マテリアルやディテールのイメージを常に持って設計してほしい

思い通りに進まなかったり、伝わらなかったりと苦労することも多かったと思いますが、この授業での経験を活かし、卒業設計に向けて多くの経験をこれからしていくといいと思います。

 TA 加藤

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