イベント
バーティカルレビュー
バーティカルレビュー
2016春
2016年度春学期バーティカルレビュー開催
2016年7月30日(土)、2016年度春学期のバーティカルレビューが開催されました。
このイベントは、教員と学生が共に関東学院大学の建築・環境教育の流れ全体を見つめ直すと同時に、上級生や下級生の作品を見て創造的な刺激を受ける場として位置づけられています。2年生から4年生の設計製図及びスタジオ、大学院のスタジオまで、全学年を通した作品発表が行われました。
2年次春学期
13:00-13:30 「建築設計製図Ⅲ」…[担当] 粕谷淳司、関和明、大塚雅之、木内達夫、小川守之、山本健太郎、本田篤、中川匠
第一課題 「ふつうの家」 菅野楓
現在の自分の家族が一緒に住む、木造2階建ての独立住宅を設計する。
第二課題 「カフェのある展望台」 泉香月子
横浜赤レンガ倉庫近くの敷地に、展望台および、展望台に併設されたカフェを計画する。
13:30-14:00 「ビルディングワークショップ」…[担当] 関和明、久山幸成、田畠隆志
3年次春学期
14:00-14:30 「住宅設計スタジオ」…[担当] 粕谷淳司、奥野公章
第一課題 「3世帯のための住まい」 田中美穂
称名寺の参道に面した約522㎡の敷地に、3世帯家族のための住まいをデザインする。
第二課題 「都市に建つ店舗併設の家」 長谷川友莉香
横浜市中区黄金町の敷地に店舗と住宅が一体となった家をデザインする。
14:30-15:00 「ハウジングデザイン」…[担当] 古賀紀江、野上恵子、高橋潤
第一課題 「コレクティブハウス紹介のショールーム→大学サテライトラボ」 イクラサリーム・小﨑聡次郎・二宮愛
金沢八景駅前再開発地区にコレクティブハウスのショールームを設計する。
第二課題 「コレクティブハウス」 イクラサリーム・栂野佐和子・二宮愛
多世代の住人が暮らすことを想定したコレクティブハウスを設計する。
15:00-15:30 「建築再生デザインスタジオ」…[担当] 黒田泰介、兼弘彰
「横須賀市東中里町内会館のレスタウロ」 渡部遙奈・坂元梨紗
横須賀市東中里町町内会館の実測調査の成果を踏まえて、同施設のレスタウロ(修復・再生)を計画する。
15:30-16:00 「建築環境デザインスタジオ」…[担当] 大塚雅之、高橋健彦、遠藤智行、山口温
「中規模オフィスビルの設備設計」 安齋奎汰・大塲涼太・佐藤奨悟
2年次に自らが設計した中規模オフィスビルを題材に、環境負荷低減につながる建築設計と設備設計を総合的に捉えたデザインと図面表現を行う。
4年次春学期
16:00-16:30 「建築・都市デザインスタジオ」…[担当] 中津秀之、柳澤潤、高橋寛、門脇耕三、瀬下直樹、納谷学
「「団地」のこれからを考える」 相川航・作山美幸・三井奏・伊藤宗一郎
4つのスタジオが金沢シーサイドタウンのそれぞれに敷地において提案を行う。
門脇スタジオ「金沢シーサイドタウンにおける『新しい公共』の建築化、瀬下スタジオ「金沢シーサイドラインふなだまり周辺の再考」、高橋スタジオ「金沢シーサイドライン並木中央駅周辺の再考」、納谷スタジオ「金沢シーサイドタウン並木中央小学校」。
16:30-17:00 「すまいデザインスタジオ」…[担当]粕谷淳司、柳澤潤、仲俊治
第一課題 「これからの都市居住」 鹿野菜々美
上大岡駅近くの敷地に、周辺地域に資する機能を併設した集合住宅を計画する。
第二課題 「リノベーション」 安部みなみ・梅山光希
黄金町駅近くの既存建物を改修(リノベーション)し、ワークスペースを併設した住居を提案する。
大学院1年次
17:00-17:30 「デザインスタジオⅠ」(春学期)…[担当] 柳澤潤、上西明
第一課題 「金沢八景駅からキャンパスまでを対象エリアとしたアーバンデザイン」 加藤芙沙子
金沢八景駅から関東学院大学キャンパスまでのアプローチ空間(歩行者空間)として、連続する部分を一体化するデザインをつくる。
第二課題 「パブリックコモンズの設計」 山本大貴
六浦キャンパス内に学生だけでなく、教員、職員もが気軽に立ち寄れ、さらに各学部間の交流が生まれるようなプレゼンテーションが行える交流のコアとなる「パブリックコモンズ」を設計する。
17:30-18:00 「総評及び投票・今後の授業のあり方に関する議論」
18:00~ 《懇親会》 学生会「アーク」主催
発表が終わった後は、全員集まって先生方の総評と金銀銅3賞の投票を行いました。
金賞_建築・都市デザインスタジオ 『Organic City』 作山美幸
金賞_「すまいデザインスタジオ」 『つなぐいえ』 安部みなみ・梅山光希
銅賞_「住宅設計スタジオ」 『あんこう』 田中美穂
学生賞_「住宅設計スタジオ」 『芸術家夫婦の家』 長谷川友莉香
スクリーンに大写しにされた図面と手前に並べられた模型を前にして、自作を発表する学生はもちろんのこと、学生、先生方ともに観客席から普段見ることのない他学年の作品の出来を興味深く見つめる様子が印象的でした。当日は夏のオープンキャンパスの開催日と重なっていたため多くの高校生も興味深く拝聴されていました。
発表者の皆さん、お疲れ様でした。秋学期も各学年をよりよく牽引してくれることを願います。