関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築エンジニアリングコース

建築・環境学科

建築構造実験

第2回 木造梁の曲げ実験 <建築構造実験>

  • Category: 建築構造実験
  • Posted by kgu4.
  • 2017/10/19

第2回の講義では、スギとベイマツの2つの樹種を用いた曲げ実験を行いました。

木材を梁に使用した際に、どのように変形し、どのくらいの力(圧力・負荷)まで耐えることができるのかとその時の損傷の程度に着目し実験を行います。はじめに先生から諸注意や作業内容についての説明がありました。

※この曲げ実験は、主に住宅における柱の上に横たえて、屋根や棟の重みを受ける部材である梁を想定しています。

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(1)試験機

実験にはアムスラー型加力装置を使用しました。この試験機は最大3MNまで押すことができます。ちなみに1.5MNまで引くこともできます。

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アムスラー型加力装置

(2)試験体の準備

試験は木材の特性を知るため、質量・密度・年輪幅・含水率などの計測を行います。

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        年輪幅の計測                 含水率の計測

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      設置個所とひずみゲージ箇所の墨付け                            試験体の設置

(3)実験中の様子

実験を行う際は、安全のためヘルメットを着用します。

加力と同時に変形のデータを取り、押されていくにつれてどれだけ変形しているのか、わかるようにリアルタイムでグラフを作成しながら実験を行っています。

また、実験中の受講生は、パキッと音がなった時や目視で亀裂が見られた時などの壊れていく過程とそれが生じた時にどれだけ加力されていたのかを記録します。

※変形は高感度変位計を用いて計測します。

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        実験最中の様子              実験中の受講生の様子

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変形の様子

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                    実験後の様子

(4)実験結果

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ベイマツ加力後(Max20.30kN)

スギ加力後(Max25.69kN)

最後に先生から試験後の状態について説明がありました。

受講生は皆、興味深く観察していて、気になったことやわからないことがあれば先生に質問をしていました。今回の実験を通して、実際に見て触れることで木造梁の構造上の特性を知り得たと思います。

次回の第3回目は、今回得られた実験データを基に特性や様々な関係性を把握し、理解を深めていきます。

TA 太田・大久保

 

 

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