関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築エンジニアリングコース

建築・環境学科

建築構法設計製図

軸組図と矩計矩形図の講評 <建築構法設計製図>

  • Category: 建築構法設計製図
  • Posted by kgu4.
  • 2015/08/30

7月20日の第15回は, 最終講義です。第8課題である「キャンパス内にあるセミナーハウス」を各自で設計した軸組図(1/100)と矩計断面図(1/100)をプロジェクターで投影し発表を5分間してもらい, 先生方とTAから講評を受けました。なお, 課題8の「キャンパス内にあるセミナーハウス」は, 木造の在来軸組構法を想定しています。

0720_(1) 0720_(2)

受講生らは, 発表時間の5分間の中で各自の設計した「セミナーハウス」の切断箇所、高さ方向の寸法, 仕上げ材, 軸組図と矩計断面図をかく上で意識した点について説明をしました。なお, 受講生らが作成したセミナーハウスの軸組図ならびに矩計断面図の中で特徴的だった設計案をあげると

・仕上げ材のコストを削減するために単価の安い材料を選定したもの

・沿岸部から近いため外, 壁の仕上げ材にサビにくい材料を選定したもの

・製図室などを大空間にするため, 梁を張弦梁にしたもの

・木造の構造部材をモルタル仕上げしたもの

などがありました。

0720_(3) 0720_(4) 0720_(5) 0720_(6)0720_(8) 0720_(7)

講評を終えた結果, 受講生らは先生方より以下のような指摘を受けました。

・間柱の間隔は, 455mm間隔であること

・矩計断面図の切断箇所を明確にすること

・軸組図ならびに矩計断面図の高さ方向における寸法が少ないこと

・階高に対して柱断面のサイズが小さいこと

・つり天井の仕組みを理解してないこと

・柱間が大スパンであるため, 梁などの横架材が撓んでしまうこと

・屋根を支える部材としで斜め材を入れ, トラス構造にした方が良いこと

・断熱材と気密性について, そして通気口の設け方について

・仕上げ材を選定するに当たり材料の特徴を理解し, 応用すること

以上

受講生らは, 本講義の前半を通して, 実際に設計された「舞台づくりの家」の設計図(構造部材のアイソメ図, 床伏図, 軸組図, 外回り詳細図, 展開図, 水場廻り, 矩計断面図)をトレースし, 木造の在来軸組構法の成り立ちを学びました。また後半では, 「キャンパス内にあるセミナーハウス」と題して, 前半で学んだ知識を利用し, 各自で木造の在来軸組構法の「セミナーハウス」を設計しました。