関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築エンジニアリングコース

建築・環境学科

建築構法設計製図

構造体のアイソメ図の作成-1<建築構法設計製図>

  • Category: 建築構法設計製図
  • Posted by kgu4.
  • 2015/04/21

4月13日の第2回の講義では, 第2課題である「舞台造りの家」の構造部材のアイソメトリック図(以下, アイソメ図と略称)をトレースしました。この第2課題は, 木組みの成り立ちと構造計画を理解することが目的です。

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冒頭, 李先生より本日の作業の流れについて説明がありました。その後は, 受講生に配布した「舞台造りの家」の設計図を用いて, 堤先生より設計図の全体の内容と各図面(平面図, 立面図, 断面図, 断面詳細図, 軸組図, 伏図, 建具リストなど)から読み取れる情報について説明がありました。次に, 実際の施工現場の写真から第2課題の全体のディテールを把握し, 木質構造の基礎を学びました。以下に, それらの要点を記します。

・木質構造の在来軸組構法の特徴について, また枠組壁工法(ツーバイフォー構法)との違いについて

・杭基礎の特徴について

・布基礎と土台の隙間(換気スリット), 布基礎内部の仕組みについて

・部材接合部の金物について

・アンカーボルトの用途と設置位置について

・茶室の壁の造りについて

・悪天候時の施工現場の養生方法について

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そして, 第2課題の「舞台造りの家」のアイソメ図をトレースする上で以下の説明がありました。

・アイソメトリック図(等角等測投影図)とアクソメトリック図(軸測投影図)の違いとそれぞれの特徴について

・構造部材の断面の違いについて

・在来軸組構法の部材間の寸法や各部材の断面寸法の特徴について

他にも, 堤先生より第2課題を行う上で各部材に加わる荷重(構造力学)と各種部材の位置関係を意識してトレースすることの重要性を教えて頂きました。さらに, 第2課題を行う上で参考になる本を紹介して頂きました。

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受講生は, 上述の説明を聞いた上で, 第2課題のトレースを行いました。なお, この第2課題において, 受講生は以下の作業を経験します。

①    縮尺1/40のアイソメ図にある各部材の寸法を, 配布された設計図から探し, 各図面の情報を読み解く。

②    三角スケールを用いてアイソメ図の縮尺を1/30に拡大してトレースする。

これらの作業を通して, 受講生は設計図の情報や木質構造の基礎と在来軸組構法の成り立ちを各自で理解していきます。

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実際に課題2の作業を行った受講生は, 設計図の各図面から部材寸法を調べる作業や, 各部材の用語(「半柱」や「まぐさ」など)に対して苦労していました。そのため, 図面の最初のかき出しに出遅れてしまった受講生も見受けられました。しかし, 後半になると各部材の寸法を大体理解しはじめ, トレースの作業も進んでいるように見えました。

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次回の4月20日は, 前回に引き続き第2課題のトレースを行います。

この第2課題は, 作業量も多く時間内に終わらせるのが大変だと思いますが, 今後の受講生にとって糧となる作業であって欲しいと思います。

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