関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図

建築設計製図IV

第14回 図面提出 <建築設計製図IV>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2020/02/06

建築設計製図IVの第15回が行われました。

今回は建築設計製図IVの最終提出です。

 

今回のプログラムは以下となっております。

1)採点

2)優秀作品全体講評

 

13:15に提出が終わると、先生方全員で採点が行われました。

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採点が終わり、学生全体で集まり、講評会が行われました。

プレゼン時間は3分、講評時間は6分の計9分です。

今回は9人の学生が選出されました。

 

相吉 貫佑

光の入り方をイメージしながら設計した。地形的な操作をしながら、丘のような建築にした。円で切り取るように設計したことで、囲み感のあるランドスケープを意識した。

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先生の講評

内部が暗いプランになってしまっているのではないか。トップライトなど、光の入り方が大切なら、ほかにもスタディすべきことはあると思う。外部からの優しい光をもっと表現してほしい。パースや写真などの絵の使い方をもう少し意識してレイアウトしたほうがプレゼンテーションとして良くなる。

 

板橋 芽美

子供達が遊ぶ場所として、現代の決められた遊ぶ場所でルールが決められてしまっている。路地で遊ぶような昔の遊びかたが大事なのではないか。その配置とシークエンスの設計、安全性考え円を使用し角を無くしている。好奇心や体験を育てる提案。

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先生の講評

レベルが高い素晴らしい提案。平面、模型、パースなどの完成度が高い。広い空間と個室で高低差をつけていることで、空間の印象を与えている。高い天井は公園や周辺に対し、子供園として低く設定しすぎない高さがちょうどいい。

 

風間 楓

子供の成長の道しるべになる子供園にした。ひとつひとつの部屋が子供のためになるように意味を持たせて考えた。周りから見えるように高くした部分もあるが、全てではなく、高いところと低いところを造った。

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先生の講評

通り抜けをつくらない理由は何かあるのか。カタチの理由が曖昧なのではないか。模型、表紙、図面は綺麗。プランニングについては、中庭の作り方をもう少し考えると尚良い。模型写真の撮り方も勉強が必要。

 

内藤伊乃里

食育というテーマ。作る。食べる。のプロセスを分かりやすくした。調理員と子供たちの交流が図れる。仕切りは柔らかくした。

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先生の講評

構造については梁のかけ方、柱の位置、ディティールまでもきれいに図面表現をしていた。断片的に細かく上手に構成していく力がある。あえていうなら、建築全体の構成を統一させて考えることをもう少し勉強すると素晴らしい設計ができる。プランニングという問題と外という問題を一緒に解決するような内藤さんならではの手法を見つけるとよいのではないか。

 

永山 千夏

内部を造って優しく覆う。日光が当たる方だけに建物を置かず、裏表がないように全体を覆いたかった。雨が降ること、土が雨に濡れることなど、子供のために必要であろう学びを尊重した計画。

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先生の講評

ランドスケープから建築を考えている。風景として建築をとらえているから、ランドスケープとしての設計を意識しても良いのではないか。その感性が永山さんの強い武器であると考える。せっかく絵が上手なのに、パースがもったいない。ウチとして表現したボックスはバリエーションを造るとより楽しい建物になるのではないか。ここからさらに煮詰めても伸びしろのある設計である。

 

保坂 竜也

動きまわれることを意識して設計した。建物とウッドデッキは全て正方形を組み合わせたようなプランニング。ランドスケープはプランニングとからめて設計した。柵は造らず植栽でプライバシーを確保した。

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先生の講評

細かいところまで設計できていないとは思うが、正方形を使って設計したことによって、ミニマムで洗礼されたように見える良さがある。平面的には上手く計画できたが、立面や断面方向では設計が甘い。街とどうかかわるかということを解くには必要なこと。

 

松田 朋樹

自然が子供の遊びを誘発する。外と中の関係を考えてU字に設計した。川の方へ開き、住宅の方へは開かない。

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配置が魅力的で上手であるから、平面図でそれを表現するとプレゼンテーションとしてとても伝わりやすくなる。吹き抜けなどの断面計画をすればとてもよくなる。

 

村田 錬太郎

高齢者と子供たちの関係が大切であると考える。近隣住民にとって近道や散歩道になるように道を通した。ここで町の人が道遊びを行うことで、町の人が子供を受け入れる。

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先生の講評

地域が子供を育てるという設計はとても良いコンセプト。だが、完成度が低い。だが、これが仕上がればとても良くなる。今のままでは厳しい部分が多いが、完成したことを想像するととても良い建築になる可能性が高い。屋根のかけ方など、きちんと美しい空間になるようにデザインするべき。図面がどれも未完成であるために、いろんなところの設計が甘い。

 

関 拓海

地形に水面が張られているような形態。その水面の下でアクティビティが広がる。こどもが学び、生活するために必要な空間とはなんなのかと問い続けてスタディした。

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先生の講評

手法も考え方もコンセプトも良いのに、決められた条件を守れていない。つまり、コンセプト模型のような状態である。厳しい言葉が多いが、関くんが持つ子供園としての空間や在り方のイメージは良いが、プレゼンテーションを大切にするべき。子供園を図面で表現する際にはどのようにしたらいいのかをよく考えるべき。ここから設計が楽しくなるのに、もったいない。

 

最後には先生方から投票式で順位が発表されました。

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板橋さん、村田君おめでとうございます!

まだ建築展まで時間があるので、ぜひブラッシュアップをして頂きたいと思います。

 

三年生の前期は勉強次第でどんどん成長していけるチャンスです。この設計製図IIで経験したことをこれからの建築の勉強に活かしていってほしいです。

全14回お疲れさまでした。

 

TA 甘利 優 中島健太

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