関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第5回 中間発表 〈建築設計製図IV〉

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2022/12/13

担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、佐藤文、杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、木内達夫
助手:村山徹、YAP Minwei
TA:荒川百花、森貴一朗

 

2022.11.4(金)、「建築設計製図Ⅳ」第5回目の授業が行われました。冒頭に神戸渡准教授より木造、S造、RC造の違いなど、実例を元にレクチャーしていただきました。次に柳澤潤准教授より学生時代に書かれた図面を見本に線種の使い分けなど、美しく図面を書く方法のレクチャーをして頂きました。その後、各グループでエスキスとなりました。
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(右上櫻木先生班、左下杉先生班、右下ヤップ先生班)

 
学生①
公園とこども園を区切りつつ同じ敷地に共存させたいため、一枚の大屋根で公園とこども園を曖昧に区切って空間をつくる。また、大屋根の高さを変え屋根の下の空間に変化をつけている。

【エスキス】:屋根の高さを外からの見えかたばかりに意識がいってしまい、スケール感が敷地に合っていない点を指摘され、断面図を書きながら屋根した空間のつくりを意識し高さ方向を決めていったほうが良いとアドバイスを頂きました。

 

学生②
目の前に大きな海が広がっているのが特徴的な敷地を活かし、成長期のうちに水を学ぶこども園をつくる。水を通して遊ぶことだけでなく、命や水の危険性を学べる環境をつくるため、ランドスケープと建築の融合を目指す。
【エスキス】:ランドスケープで作っている水のデザインが弱く、コンセプトがあまり伝わらない。また、一定的な水のデザインのため、多様な学びができる環境になっていない所を指摘され、水のデザインの変化でどの様な学びや印象の変化が起きるか考え、ランドスケープを作っていったほうが良いとアドバイスを頂きました。

 
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(左上酒谷先生班)

 

次週は、グループ内発表とコンセプトボード、図面の提出があります。今回レクチャーやエスキスしていただいたことを自分の案に反映させ,しっかりと提出物を完成させてほしいと思います。

TA:荒川百花、森貴一朗