関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第7回 第一課題講評会 〈建築設計製図IV〉

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2022/12/13

担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、佐藤文、杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、木内達夫
助手:村山徹、YAP Minwei
TA:荒川百花、森貴一朗

 

2022.11.18(金)、「建築設計製図Ⅳ」第7回目の授業が行われました。本日は第一課題の最終講評です。提出完了後、先生方による採点が行われ、9人の優秀作品が選出されました。優秀作品に選出された学生は発表時間3分のプレゼンテーションが行われました。
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テクスチャーがしっかりと貼られ、コンセプトが伝わりやすい模型が多かったことはよかったと思います。一方、表紙になるコンセプトボードやパースの表現がうまく出来ていない学生が多かったと感じました。自分のコンセプトを的確に表現するために、ボードやパースの表現はとても重要なので、第二課題に向けて練習してほしいと思いました。
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西澤瑛真さん(↑の左上の写真)

地形に起伏をつくり、それによって変化する壁の高さ、壁の厚みや壁の密度の操作で外部に多様な居場所を作り出す案。
本田桜雪さん(↑の右上の写真)

計画敷地が住宅街にあるため、部屋ごとに建物を分けることで全体のボリュームを抑えて周辺敷地に溶け込む「こどものまち」をつくる案。
渡部壮介さん(↑の左下の写真) 

計画敷地の公園で拾ってきた枝を用いてインスタレーションを行い、建築のそのものに自然を取り込むことで子供の自由な発想を許容する空間をつくりだす案。
山田希美さん(↑の右下の写真) 

多角形の共有空間を囲むように部屋を配置し、部屋と部屋の間に隙間をつくることで、部屋と部屋、内部と外部の境界を緩やかにする案。

 

選出された作品はどの案も子供たちの居場所や過ごし方などが想像できるような、楽しそうなこども園が実現されているという印象でした。優秀作品に選ばれている学生の多くが、ランドスケープも含めた設計ができており、敷地周辺の要素を汲み取って考えられていたと思いました。

みなさん、これまで大変お疲れさまでした。やりきったと思えた人もまだできたと思う人もいるかと思います。今回の課題で学んだことをしっかり活かせるよう次の課題も頑張りましょう。次週からは第二課題が始まります。始めに教室に集合し、課題説明を受けたのち、横浜みなとみらいにて敷地見学を行います。動きやすい服装で来てください。

 

TA:荒川百花、森貴一朗