授業紹介
建築設計製図
建築設計製図IV
第1回 課題説明・敷地見学〈建築設計製図IV〉
- Category: 建築設計製図IV
- Posted by kgu2.
- 2022/10/04
担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、佐藤文、杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、木内達夫
助手:村山徹、YAP Minwei
TA:荒川百花、森貴一朗
2022.9.30(金)、「建築設計製図Ⅳ」第1回目の授業が、行われました。冒頭のガイダンスでは、柳澤潤准教授より授業の主旨と内容、課題についての説明があり、続いて担当教員による今までやってきた仕事などを交えた自己紹介のショートレクチャーをして頂きました。中には今回の課題のヒントになるような設計をお話して頂き、自分のアイデアにつながる学生もいたのではないかと思います。
全体での説明を終えたのち、グループごとに分かれて担当の先生から敷地調査の仕方や留意事項の説明を受け、その後大学近くの金沢八景公園に全員で向かいました。敷地調査では各グループで見て回り、各々気になるところの写真を撮ったり、計画敷地の地図に書き込んだりしていました。敷地調査で感じたことがこれから設計を進めるに当たり、とても大事になります。敷地に来るのは今回限りではなく、何回も足を運び、自分なりの敷地の特徴や気づきを増やしていき、設計に挑んでほしいです。
今回の課題は「公園とともにある“こども園”」というテーマで進めていきます。近年、核家族化の進展やコロナウィルスの蔓延など、家族の在り方や働き方までもが変化してきました。生活の仕方が多様になると同時に保育園の利用され方も多様になってきています。課題説明には「園庭を含め、豊かな外部空間をもつ、緑豊かなこども園を設計する。」とあります。外部と内部、こども園と公園など、境界をどのように設計するかが重要になってくるのではないでしょうか。
次回のエスキスを受けるまでにそれぞれ敷地模型とその上に何かしら自分のアイデアを形にしてくることが宿題になります。公園という公共性の高い場所に入るこども園をどう扱うか、今までの建築設計製図で培ってきたことを活かし、柔軟な発想で進めてほしいと思います。最終講評まで頑張りましょう。
TA:荒川百花、森貴一朗