関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第10回 エスキス2 〈設計製図Ⅳ〉

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2022/01/11

担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、杉千春、佐藤文、岩澤拓海、津野恵美子、櫻木直美、井上玄
助手:村山徹、Yap Minwei TA:井川日生李、関拓海

 

2021.12.10(金)設計製図Ⅳ第十回目の講義が行われました。始めに、柳澤准教授から全体に中間発表の提出物と第一課題の成績分布について説明がありました。
 

中間提出物は以下のようになっています。
・平面図各階   1:200       ・立面図二面以上 1:200
・断面図一面以上 1:100       ・模型      1:200
 

第一課題では成績がBとB+に多く固まっていました。A以上だった人は継続して、惜しくもAに届かなかった人も前回の課題でどこが足らなかったのか思い出して、今回の課題では一つ上を目指すようにしましょう。

 

また前回の講義と同様、柳澤准教授の学生時代のインキング図面を、学生がエスキスの待ち時間に回覧しました。息を止めて線を引いていたのがよく分かる綺麗なインキングの図面です。今回の課題はインキング二回目です。中間提出ではインキングする必要ありませんが、最終提出の図面は前回の課題よりも綺麗なものに仕上げてステップアップしていきましょう。

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前回講義の構造レクチャーでもあったように、第二課題は最高高さ60mに及ぶ「海辺の観光センター」の設計であるため、構造計画は建物全体の形態に大きく影響を与えます。そこで一度中間提出で断面図を1:100までスケールアップすることで、どのような構成で建築が成り立っているのか理解することが大切です。
 

中間提出ではこれまでのエスキスのスタディ模型やスケッチなど抽象化されたイメージをアウトプットし、一度図面化することで、計画的に破綻してしまっている点や必要居室確認など建築のデザインを行う上での基礎を確かめる作業です。前回のエスキスを受けて、スケール感をようやくつかんできた今週は、建築内部での体験や横浜の特徴でもある夜景に、この建築がどうあるべきかなど「時間軸」や「スケールを横断」して考えている生徒がみられました。
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今回の敷地は、今までの課題と違い水の上に敷地があり、その上に建築が建つということが前提となっています。エスキスの中で親水空間に着目している生徒もいましたが、全体的にみると高さ60メートルとランドマーク性を意識するがあまり、まだまだ低層部の接地の仕方についての検討が少ないように感じます。都市の流れの中で基本的に人間が建物に入る入口は低層部にあります。そのことを考えるとアイレベルでの親水空間のデザインも一つのランドマーク性になると大いに考えられます。
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次の講義は年内最後の講義ですが、気を抜くことなく新年が気持ちよく迎えられるように提出要項をしっかり守って、一度これまで考えてきたアイデアをアウトプットしきってください。
 

TA 井川 日生李