関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図I

第14回 一点透視・二点透視図法 <建築設計製図Ⅰ>

  • Category: 建築設計製図I
  • Posted by kgu2.
  • 2021/08/08

いよいよ建築設計製図Ⅰの最終回です!春学期もまもなく終わり、大学生初めての夏休みが始まります。その直前の今回はパースの技法を学ぶという課題です。

講義の初めに先生方からこれまでの講義全体を通してのアドバイスの時間がありました。そのあと前回のアクソノメトリック図で高評価の学生7名の紹介がありました。コツをインタビューされると「特にない」という学生もいましたが「ていねいにやった」という答えもありました。落ち着いて描こうとする姿勢が大切なのかもしれません。

パースについて、どんな場面で生かされるのかという話のあと、一点透視図と二点透視図について図学的な説明と、実際の作図手順についての解説がありました。

14_114_2

この授業の第一回目から言われていたメモをとる事も習慣づいてきました。

一点透視図の方が、自力で作図できる生徒が多かったようです。しかし、図形の置かれた角度や位置が変わったりすると苦戦している人もいました。二点透視図でもどの部分を作図しているのかを見失ったり、作図の仕組みが分からなくなって困惑している人がいました。けれども、TAやSAとして質問に答える中でも今年の四月に比べ理度が高まっているように感じ、一度で理解できる生徒も多かったです。

14_314_4

パースを描く技術はこの先も設計製図で必要となります。自力で早くできた課題を見て影をつけている生徒もいました。得た技術を次に発展させ秋学期からは自分の思考を作品として残していきましょう。最後には記念撮影もして良い締めくくりができたとおもいます。

秋学期も忘れずにメモを取り自分の思考をカタチにする中で設計製図Ⅰで学んだことを活かしていってほしいです。

これまでの計測蓄積の結果を踏まえて二酸化炭素濃度が最大600ppm台に抑えられるよう扉、窓のオープン、換気設備の利用、人数コントロールをして講義が行われました。

TA 井川

SA 村田