関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第14回 第二課題 最終講評 <建築設計製図Ⅳ>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2021/02/13

担教当員:柳澤潤、中村秀親、酒谷粋将、遠藤智行、神戸渡(以上 常勤)、久恒利之、佐藤文、高池葉子、杉千春(以上 非常勤講師)

助手:村山徹、内藤誠人

TA:田中亮、西岡憲弘(修士一年)

1月15日、「建築設計製図Ⅳ」第14回が行われました。

今回のプログラムは以下となっております。

1.先生方による審査と優秀作品選出

2.優秀作品者による全体発表

 

1. 先生方による審査と優秀作品選出

まず始めに提出された作品の採点が行われました。このコロナという状況下に作業が困難だったにも関わらず、学生のみなさんは最後まで頑張って作品を完成させたと思います。

先生方に頂いたコメントは次に設計をするときの参考にしてください。

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2.優秀作品者による全体発表

次に、審査によって選出された優秀作品者による全体発表が行われました。第二課題の講評会は、感染拡大の対策から、オンラインを利用した講評会となりました。選出された作品はどれも力作で、第一課題よりもプレゼンボードに力を入れている印象を受けました。その中で植松駿さんと伊藤香音さんが3月に開催されるバーティカルレビューに選出されました。

 

1班:植松 駿(担当:柳澤准教授)

周辺環境に存在する地・街・海・空という4つのテーマを抽出し、アートセンターを巡ることで、作品と共にそれらのテーマを感じることが出来る建築を目指した提案でした。それぞれをテーマとした4つの層にはテラスが設けられており、風景や音、匂いを感じることができる工夫がされています。3年生では、この造形力と緻密さを活かしてより一層設計課題に取り組んでほしいと思いました。

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2班:伊藤 香音(担当:久恒非常勤講師)

様々な要素が集まり混沌としているみなとみらいに対して、曖昧さをキーワードとし、空間が揺らめきながら連続していく空間を作り出すという提案でした。柔らかい曲線で覆われたファサードや内部空間が特徴的で、横浜の柔軟な美しさを表現していました。3年生では、自分の提案を分かりやすく伝えられるように、さらに表現を学んでほしいと思いました。

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優秀作品者

1班 伊藤 香音さん 「混沌の中の可能性」

2班 植松 駿さん  「Layer Yokohama」

川口 寛人さん 「2隻の帆」

3班 田崎 太一さん 「浮遊するアート 回遊する人」

4班 末原 千寿さん 「ガラスの灯」

5班 寺山 宇洋さん 「混在する要素」

高山 拓徳さん 「無限の中にある一色」

中尻 愛麗さん 「ヨリドコロ ―人、街、自然に寄り添う―」

吉田 琳さん  「波 ~海に飛び込む~ 」

6班 藤田 安奈さん 「ぐるり」

7班 谷中 健斗さん 「灯台」

自宅での作業が中心の中で、形にしていくことは難しかったのか、提出物が揃ってなく、再提出の学生が多かったのは残念でしたが、第一課題よりも表現を工夫している学生が多かったと思います。3年生ではコースが分かれ、より専門的になっていきますが、設計製図Ⅳで学んだことを活かして頑張ってほしいと思います。

TA 田中・西岡