関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第9回 構造設備レクチャー・エスキス① 〈設計製図Ⅳ〉

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2021/12/07

担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、杉千春、佐藤文、岩澤拓海、津野恵美子、櫻木直美、井上玄
助手:村山徹、Yap Minwei TA:井川日生李、関拓海

 

2021.12.3(金)設計製図Ⅳ第九回目の講義が行われました。始めに、高島英幸教授から構造のレクチャーを、中村秀親専任講師から設備のレクチャーが行われました。第二課題は最高高さ60mに及ぶ「海辺の観光センター」の設計であるため、構造計画が建物全体の形態に大きく影響を与えます。また、高層建築にはPS、DS、EPSや機械室といった設備コアも重要になります。建築は意匠、構造、設備、そしてランドスケープデザインが統合されてはじめて成り立ちます。ぜひ、今課題でそれらすべてを考慮した提案にチャレンジしてほしいです。
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先週行われた敷地見学を踏まえ、関内みなとみらいエリアにあるこの敷地にどのような観光センターがあるべきかそれぞれスタディしてきました。高層建築ということもあり、なかなかスケールがつかめない学生も多くいましたが、先生方とのエスキスで規模感や建ち方について話しながら検討を進めました。1/200の模型でスタディしている学生やスケッチを描いている学生が多くいる中、様々な躯体自体の造形や自由なファサードを検討している学生が見受けられました。検討するうえで重要なことは「そこに自分が歩いた時どのような空間体験ができるか」ということです。そのためには作った模型をアイレベルで覗き込むことで、発見できることがたくさんあります。ぜひ、大きな模型をたくさん覗き検討を重ねてみてください。
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TA 関 拓海