関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第7回 第⼀課題講評会〈設計製図Ⅳ〉

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2021/11/24

担当教員:柳澤潤、酒谷粋将、高島英幸、神戸渡、遠藤智行、中村秀親
非常勤講師:久恒 利之、杉千春、佐藤文、岩澤拓海、津野恵美子、櫻木直美、井上玄
助手:村山徹、Yap Minwei TA:井川日生李、関拓海

 

2021.11.19(金)設計製図Ⅳ第七回目、第⼀課題「公園とともにある“こども園”」の講評会が行われました。冒頭に最終提出物を提出したのち、学生は一度退出し、当日行われていた理工/建築・環境学会の講演会に参加しました。その間に先生方による採点が行われ、優秀作品10名ほどが選出されました。講演会終了後、学生は教室に戻り、選ばれた10名による1人3分間のプレゼンテーションが行われました。

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先生方の講評会の中でも、特に印象に残った非常勤講師の井上玄先生の講評をご紹介します。井上先生は選ばれた生徒の中でも高橋莉奈さんのプレゼンテーションがとても上手であると評価していました。

 

発表の中で彼女は、「こどもが自由に動いてほしい」というコンセプトを最初に明言しました。そして、そのコンセプトを実現するために、「こども園に4つの出口を設ける」等といった空間操作の説明を加えることで、目的と手段の関係性がはっきりとした明快なプレゼンテーションとなっていました。

 

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今回の講評会でプレゼンテーションは自分がどのようなこども園にしたいか、またそのためにどのような設計を行ったかといったことを相手にわかりやすく伝えることが大切であるということがわかったと思います。また、それはプレゼンテーションボードを一目みてわかるようにすることが大切です。

 

「公園とともにある“こども園”」というランドスケープとこども園を同時に考える課題でしたが、受講生みんな緑豊かでこどもがのびのびいられるようなこども園の設計ができたと思います。また初めて挑戦したインキングでしたが、美しくハッキリとした仕上がりになっていました。最後に村山徹設計助手から学生みんなに「選ばれたかどうかは大切ではなく、自分で満足のいく設計ができたかということが大切です」という言葉がありました。それぞれもう一度満足いく設計だったか振り返ってみてください。そして、それぞれの想いを次の第二課題で奮闘してください。みなさん今回は大変お疲れさまでした。

 

次週からは第二課題「海辺の観光センター」の設計になります。始めに教室に集合し、課題説明を受けた後、横浜みなとみらいにて敷地見学を行います。動きやすい服装で来てください。

 

TA 関 拓海