関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第7回 第一課題 最終講評<建築設計製図Ⅳ>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2020/12/01

担教当員:柳澤潤、中村秀親、酒谷粋将、遠藤智行、神戸渡(以上 常勤)、久恒利之、佐藤文、高池葉子、杉千春(以上 非常勤講師)

助手:村山徹、内藤誠人

TA:田中亮、西岡憲弘(修士一年)

11月13日、「建築設計製図Ⅳ」第7回が、行われました。

今回のプログラムは以下となっております。

1.先生方による審査と優秀作品選出

2.優秀作品者による全体発表

 

1.先生方による審査と優秀作品選出

今回は最初に先生方による最終提出物の審査が行われました。机に学生達の作品が並べられ、先生方に審査をしていただきました。テクスチャーがしっかりと貼られ、コンセプトが伝わりやすい模型が多かったことはよかったと思います。一方、表紙になるコンセプトボードやパースの表現がうまく出来ていない学生が多かったと感じました。自分のコンセプトを的確に表現するために、ボードやパースの表現はとても重要なので、第二課題に向けて練習してほしいと思いました。

写真1

2.優秀作品者による全体発表

次に、先生方に推薦された13名の学生によるプレゼンテーションが行なわれました。どの案も子供たちの居場所や過ごし方などが想像できるような、楽しそうなこども園が実現されているという印象でした。優秀作品に選ばれている学生の多くが、ランドスケープも含めた設計ができており、敷地周辺の要素を汲み取って考えられていたと思いました。

写真2

2班(担当:久恒非常勤講師)植松 駿さん 「こどもの国」

機能を散らばせた複数の建物を、穴の開いた大きく大らかな形の屋根で覆うことで、多様な場所を生み出し、子供たちが主役である「こどもの国」を作ろうとしている提案でした。提出物のクオリティーが全体的に高く、特に図面が丁寧に描かれており、どの先生方からも高評価を得ていました。今後は、表現方法などを学び、さらにいい作品を作ってほしいと思いました。

写真3

4班(担当:遠藤教授)佐藤 香絵さん 「雲庭」

太さや長さの違った柱で支えられた、雲のようにぐにゃぐにゃと曲がった細いスラブを、建物内部も含めて、敷地全体に張り巡らせることで内外を曖昧にした提案でした。壁を作らずに空間を仕切ることで、子供たちの気配や声が建物内部を満たすとともに、外部にも漏れ出すような、広がりのある提案だと思いました。具体的な子供の活動などが分かるようなパースなどがあれば、なお自分の提案が伝わると思いました。

写真4

8班(担当:村山助手)小村 遥香さん 「まちなみになじむ」

小さな家を連続させたような外観で、小さなボリュームに合わせて屋根をかけることで、敷地周辺の建物とつながるようなこども園の建ち方を提案しており、敷地周辺との関係をしっかりと考えることができた提案でした。建物と建物の間にはパーゴラを掛けることで、子供たちの居場所を外部にも作っており、内外に子供たちが行き交うような風景が想像できました。模型表現をする際のスケールが少し誤っていたので、寸法に気を付けながら、今後の課題も頑張ってほしいと思いました。

写真5

優秀作品

1班 伊藤 香音さん 「ここから広がる」

市川 李さん 「音のなるこども園」

2班 植松 駿さん  「こどもの国」

3班 田崎 太一さん 「まち こども 遊び」

4班 佐藤 香絵さん 「雲庭」

末原 千寿さん 「縁側のある子ども園」

5班 寺山 宇洋さん 「見える成長 見えない成長」

手塚 梨玖さん 「まちとつながる」     西沢 美咲さん 「ちかいなか」

6班 福田 明日夏さん「見えるこども園」

7班 矢崎 聖佳さん 「すみっこ」

8班 小村 遥香さん 「まちなみになじむ」

幸村 咲花さん 「つちのこども園」

 

今回は、再履修の学生もトレース課題の提出日でした。どの学生もインキングまで丁寧に仕上げた図面を提出していました。優秀作品として関口翔太さんの提出物が紹介されました。線の太さの違いなどがきれいに描き分けられており、美しい図面になっていました。今回トレースをすることで、図面の美しい描き方やインキングのコツがわかったと思うので、第二課題でも頑張ってほしいと思いました。

写真6

第二課題では、海辺に建つアートセンターを設計します。階数が多くなり、断面や立面の計画が重要になります。海との関係など、敷地周辺を読み取り、多くの可能性を秘めた、アートセンターを提案してほしいと思います。

TA:田中