授業紹介
建築設計製図
建築設計製図II
第5回 最小限住居 南北断面図1/50のコピー <建築設計製図Ⅱ>
- Category: 建築設計製図II
- Posted by kgu2.
- 2020/10/28
2020.10.22(木) 建築設計製図Ⅱの5回目の授業が行われました。前回までの平面図に続き、今回からは2回に分けて最小限住居の断面図を描いていきます。
授業が始まる前に、3年生の先輩方から建築展スタッフの募集の案内がありました。建築展とは毎年3月に赤レンガ倉庫で行われる関東学院大学建築・環境学部の展覧会です。学部1年生から修士2年生までの1年間の活動と代表作品が展示され、学生が中心となって運営を進めていきます。普段の活動ではできない経験が得られると思いますので、ぜひ参加してみましょう。
始めに黒田先生から、木造在来工法の住宅の構造について、配布されたプリントを基に説明がありました。プリントには、現在取り組んでいる最小限住居と同じ木造住宅の、各部分の名称が解説されています。去年の授業で作成した軸組模型も紹介されました。プリントや模型を、これから描く断面図と見比べて、自分がどの部分を描いているのか確認しながら作業しましょう。
次に日置先生から、断面図の描き方のレクチャーをしていただきました。通り芯、躯体、開口部、家具…と平面図と大まかな描き方の手順は同様です。しかし、建築の基礎や屋根などの、普段目にすることのない構造材が現れてくるので、平面図とは異なる難しさが出てきます。1本1本の線を描きながら、木造の構造も理解していきましょう。
早速実践していきます。
複雑な図面をいざ目の当たりにし、手が止まってしまう学生が多く見受けられました。
今回の断面図は、今まで描いてきた図面に比べて線が多い分、作業量も多いです。悩みながら描いていくとより時間もかかってします。わからないところは先生に聞いたり、軸組模型で確認したりと理解していくことが大切です。
途中で休憩も含め、前回の2階平面図の講評も行われました。線の強弱がはっきりとして、全体的にきれいな図面が並びました。近づいてよく見てみると、文字のレタリングがないなどの改善点もみえました。教えてもらったことを生かして、よりきれいな図面が描けるように練習していきましょう。
完成した図面は11月2日までに写真を撮ってmanabaに提出してください。
次回の第6回は1週間休みを挟んで再来週になります。次回は東西方向の断面図を描いていきます。1週間の休みを有効に使って、来週の断面図はスムーズに作業が進むように予習していきましょう。
学生の優秀図面
SA:長橋