関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図

建築設計製図IV

第11回 中間提出 <建築設計製図IV>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2020/02/06

建築設計製図IVの第11回が行われました。

今回は中間提出となります。

今回のプログラムは以下となっております。

1)中間講評

2)選抜講評

3)即日課題講評

まず初めに柳澤潤 准教授から中間講評についての諸注意があり、各班に分かれて中間講評が始まりました。

 

中間講評の様子から5人をピックアップして紹介します。

内藤 誠人 先生班

諏訪朱音さん

1  2

園を細かい大小のボリュームで分け、全体を囲う構成である。安心感と優しい空間を大事にしたいとのこと。各ボリュームに園児室などの機能が割り振られ、中心をホールとしている。ホールに行為が出てくるような空間を考えた。機能を持つ各所要室はズラして配置した。中庭がある内側にだけ教室が開いている。先生からの講評では方角を考えて外側に開く場所を作ってもいいのではないか。また、フェンスで完全に囲まなくても良いのではないか。というアドバイスがありました。

須田有季加さん

3  4

直方体のボリュームを2つ重ねた形態。片方のボリュームをあえて公園とこども園を両断するように配置した。そのボリュームを2階レベルに浮かせてピロティを創ることで、公園とこども園を繋げるというもの。先生からは、模型を敷地だけでなく公園まで作らなければやろうとしていることが伝わらない。プールを屋上に配置することはできるが、断面計画をきちんと行い、本当にそこに必要なのかを考えるべき。外構の表現ができるように事例などをよく見ること。というアドバイスを頂きました。

 

柳澤 潤先生班

関 拓海君

5  6

自然的な地表の高低差で丘をつくっていました。丘が子供に寄り添い空間を作ることで、子供が感じ、気づき、学んでいく空間としています。有機的な丘に対し屋根がフラットにかかり、内部空間を作っています。小さい子供の溜まりが想像でき、子供に寄り添って空間構成ができている面白い案でした。空間のルールと行為が連動しながら建築構成を進めていくと、尚良い案になります。このペースで進めていきましょう。

 

村山 徹先生班

香川 唯さん

7  8

敷地に対して裏表を造らないよう、円状にボリュームを配置することから考えています。そこからケーキを切るように必要なボリュームをいくつか切り出していく構成です。切り出された空間はそのまま庭となり、多様な庭の演出をしています。園児達の年齢別に園庭を分け、安全面にも配慮しているよく考えられた案でした。ボリュームの構成方法が足すことではなく、引いていく考え方はとても建築的で面白いです。この先はダイヤグラムや、考え方、見せ方を意識してプレゼンボードなど伝え方を意識して進めていって欲しいです。

 

酒谷 粋将 先生班

荒川 百花さん

9  10

デコボコスラブを軸に空間構成をしています。高低差を少しずつ分けることで子供にとって多様な空間になります。また、全体的に見渡すことができ、子供にとっては楽しく、先生には監理しやすい計画になっている点の良くできている案です。課題として、空間の微妙な変化が重要な提案です。図面表記や模型表現などスケールをあげてやり切って伝わる表現を突き詰めて欲しいです。

 

中間講評が終わると、各班から先生が選抜者を発表して頂きました。

 

1班 酒谷 粋将先生

荒川百花さん

11

2班 杉 千春先生

板橋芽美さん

12

3班 村山 徹先生

風間楓さん

13

香川唯さん

14

4班 佐藤 文先生

佐藤菜々美さん

15

澤田結衣さん

16

5班 内藤 誠人先生

須田有季加さん

4  18

6班 廣田 裕先生

内藤伊乃里さん

19  20

7班 柳澤 潤先生

濱本康平さん

21

星野梨音さん

22

松田明樹さん

23  24

8班 久恒 利之先生

森龍也さん

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以上が今回の中間講評の選抜者となります。

今回見ていて気になった点として、伝えるということを疎かにしすぎていると感じました。外構のことや子供に寄り添った良い案が多数ありましたが、それを伝える方法が甘く、伝えきれていない案がいくつかありました。まず建築の構成、空間を考える上で今までノートに残してきた言葉やスケッチを張るだけでも変わります。次回からは伝えるということを意識し、ダイヤグラムなども積極的に書いていきましょう。

 

最後に即日課題であった六浦こども園のトレース課題についても柳澤 潤准教授から講評がありました。

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来週が最後のエスキスとなります。

その後は図面の提出と模型の提出が続きますので、今回受けたアドバイスなどを参考に、確実にスタディをこなし、最後のエスキスを有意義なものにしましょう。

 

TA 甘利優 中島健太