関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図

建築設計製図IV

第九回 第二課題「こども園の設計」 エスキス1 <建築設計製図IV>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2019/12/14

建築設計製図IVの第9回が行われました。

今回のプログラムは以下となっております。

1)敷地見学

2)各班に分かれてエスキス

3)即日課題について

 

まず初めに全体で敷地見学から始まりました。

敷地を回る中で、先生方からの敷地見学の方法について説明がありました。

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先生からの見学方法のポイントとして

・周辺の状況をよく読み考えること。

・子供園としての素材感について。

・敷地内の木の位置、大きさのチェック。

・海側、住宅側、光環境を考えた配置計画。

・アプローチを含めたランドスケープ。

などを重要視するようにとの説明がありました。

その後学校に戻り各班に分かれエスキスを再開しました。

その中で学生を何人かピックアップします。

香川 唯さん

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・各必要面積を模型ボリュームに置き換え、中心に集める。

・中心に集められたボリュームからホールケーキを切るように切り取るように、いくつかの小さい庭を配置。

・その庭空間とボリュームの関係性で設計を進めていく。

先生からの意見として

ボリュームをどこに何の機能を与えどんな大きさで配置していくかによって大きく変わる。そのためスタディを重ね、配置計画をしっかりと考えていくことが重要。隙間からどんなボリュームが見えてくるのかが重要であり、距離感によって印象が変わるとのことでした。

 

谷藤 翔麻君

・子供にとって角を造りたくないということから六角形の建物をいくつか配置。

・2Fを0-2歳、1Fは3-5歳とした。2Fは安全性を高め0-2歳にすることで安全性、日の光を確保。1Fは園庭に近く、すぐに外で遊びやすく3-5歳に。

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先生からの意見として

食堂やホールなどの園児や先生が集まる場の配置に対してのアプローチが重要。光の当たり方、方位を考慮し、工夫すればいい庭空間になるのではとのこと。

 

永山 千夏さん

・子供の身体的な近さから建築を解いていくこと。

・昔の子供の野生的な遊び方、学び方が現代の子供にとって重要なのではないかという考え方から外を森のような自然で囲う。

・建築に小さな高低差をつけ、子供の目線を操作すること。

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先生からの意見として

その森のような自然の中に建築が建つということをしっかりと考えること。スタディを重ね、考えをカタチにすること。敷地の緩やかな高低差を子供のスケールで合わせていく事。

 

このようにただ与えられた課題にこたえるだけでなく、考え方やカタチの構成や日常の小さな疑問から設計に繋げていく事はとても重要なことです。

今回の課題はあまり時間がなく再来週には中間発表があるので、全体的にスタディを重ね提案に持っていけるよう頑張りましょう。

 

最後に即日課題についてです。

エスキスの待ち時間では、第一課題と同様に図面のトレース課題が行われました。今回の内容は建築家仙田満氏の「六浦こども園」の一階平面図です。

また、今回は関東学院六浦高等学校から2名、金沢総合高等学校から1名が体験授業に参加してくれました。 そして高校生にも同じ課題を体験して頂きました。

初めての製図台に、初めて見る図面をトレースしたにもかかわらず、終始集中してとても美しい図面を書いてくれました。

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最後には建築にますます興味がわいた。図面を描くのが楽しかった。などのコメントを頂きました。ぜひ、これから建築の道に進んでほしいと思います。

 

TA 甘利優、中島健太