関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図

建築設計製図II

建築設計製図Ⅱ 第7回

  • Category: 建築設計製図II
  • Posted by kgu2.
  • 2018/12/03

2018年11月15日(木)、建築設計製図Ⅱの第7回授業が行われました。

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今回は4m×4mの家、1/100の模型提出が行われました。各自様々な工夫を施した模型が提出されていました。

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作業スピードの早い人から順に、木造課題の1/50の平面図の図面模写に入っていきました。先生方から壁の内部の構造を黒板で分かりやすく解説いて頂きました。

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作業を進めていくうえで先生方からは階段の線はすべての段が均等に見えるように書くとのご指導や、外壁の線は1/50などスケールによって見やすくなるように線の数を省略することがあるというお話を頂きました。

例)外壁詳細では3本ですが2本で描く。内壁は6mmベニヤがあるので実際は2本ですが作図する際は1本の線で表記する。

また図面はなるべく綺麗に仕上げ、汚さないように心がけましょう。

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前回まで取り組んでいたRC造と今回からの木造では図面の描き方は全然違います。1/100から1/50にスケールが変わっているので描かなければいけない情報、密度が違うという事を意識しながら作業を進めましょう。

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授業の中盤には模型講評が行われました。先生方から優秀な作品の評価されたポイントなどの解説をしていただきました。今回評価の高かった作品はどれも建物内部の建具や家具もしっかり作りこまれていてとても綺麗にできていました。水平をきちんと取る精度も大事です。また配布図面だけでなく図書館などに行って自分で図面や資料を探してみるとより理解が深まります。次回の模型製作の際には早い段階から試し用の模型を作ってみて提出に備えるようにしましょう。回数を重ねることで精度は上げられます。

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授業の最後にはスケッチ課題の講評が行われました。今週の課題は東孝光の「塔の家」でした。使われている素材(ざらざらなコンクリート)や照明についての記述をしている学生や、住宅設備(エアコン)などがいつから使われるようになったのかについて書いている学生がいました。

設計者の東孝光は坂倉準三の弟子ですが、坂倉準三はコルビュジェの事務所で働いていました。そのため塔の家は近代建築の五原則に影響されている部分も多くあるのではという意見や、現在取り組んでいる4m×4mの家や住吉の長屋など安藤忠雄に影響を与えたという意見がありました。またこの建物の駐車場に着目した学生は二面の道路に対して接しているのでこのような駐車場の配置になったという記述を書いていました。

歴史的背景や、この建物がなぜこういう形になっているのかの考察もできると良いと思います。また室内の写真や(人が住んでいる写真)を見ての考察なども勉強してみましょう。

 

次週までのスケッチ課題は篠原一男の「白の家」です。

この建物は正方形平面ですがこの形は建築家にとって重要な意味があります。以前のスケッチ課題で調べたスカイハウスとの違い(例:真ん中に丸柱が立っている。スカイハウスは屋根が露出していてHPシェルが見えてきているが、白の家は天井を貼っているなど)や、篠原一男の他の有名な作品も調べてみましょう。

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授業終了後、模型の優秀作品を一生懸命見ている学生が多くいました。次回以降の模型製作に活かせる点が多くあると思うので、いろいろな技術を見て参考にしましょう。

 

以上です。

 

TA:花城輝、スリースマン洋マイケル

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