関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図I

図面の練習:模型の図面化(7)アクソノメトリック図を描く① <建築設計製図Ⅰ>

  • Category: 建築設計製図I
  • Posted by kgu2.
  • 2016/07/15

2016年6月16日(木)「建築設計製図Ⅰ」第10週目の授業が行われました。

本日の授業は、まず初めにウォーミングアップとして、「住吉の長屋」(安藤忠雄)の平面図・アイソノメトリック図・断面図と「中野本町の家」(伊藤豊雄)の平面図と断面図を見て、空間構成の読み取りの練習を行いました。

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「住吉の長屋」は読み取れている学生が多かったですが、「中野本町の家」はなかなか読み取れている学生が少なく、断面図から空間構成を読み取るのは難しいようでした。

断面図と平面図を見比べ、部屋名や壁の位置などに注意しながら見て、正確に図面を読み取れるようにしましょう。

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次にアクソノメトリック図について説明がされました。

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アクソノメトリック図とは、投影図法の一種で傾斜させた状態の立面を正面から見たものです。

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最初は、戸惑っている学生も多かったですが、参考作品を見たり、先生に聞くことで描けていました。

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アクソノメトリック図を描く際

・  土台は最初に描くと図面が汚れてしまうので、最後に描く

・  実線を描く前の補助線は薄く見えないくらいの濃さで描く

・  描き順のポイント

などの注意、アドバイスがありました。

次回の授業は、アクソノメトリック図の練習の続きと図面の着色を行います。

履修学生は、色鉛筆を忘れずに持ってくるようにしましょう。

TA:亀山