関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図I

模型の図面化(5)断面図 <建築設計製図Ⅰ>

  • Category: 建築設計製図I
  • Posted by kgu2.
  • 2016/06/22

6月9日(木)、建築設計製図Ⅰの第9回の授業が行われました。

まず、ウォーミングアップドリルとして、断面図の理解を深めるため、東孝光設計の塔の家の断面図の断面を塗りました。これまでやってきた平面図同様に切ったときに出てくる面の部分を塗ります。多くの生徒がしっかりと理解をし、該当する箇所に塗ることが出来ていました。

また、課題の断面図となった塔の家についての説明もありました。今回は断面図のみでしたが、自分で平面図や立面図など調べ、実際に行ってみて実物を見に行くのも良いでしょう。

20160609-①20160609-竭。

次に、模型の図面化より今週は断面図を描きました。

断面図の注意として

・  A、B断面図の配置

・  寸法線の位置

・  断面の切る位置と方向(A断面は階段のあるところで切断)

・  断面部分のハッチングの仕方

等があります。

20160609-竭「

掲示されている過去の参考作品を見本とし、どういった表現で描くべきかを考えながら、わからないところは先生に質問をしたりして、描いていきました。

20160609-竭」20160609-竭、20160609-竭・20160609-竭ヲ

製図の途中には二階・三階平面図の返却が行われました。以下の作品が参考作品です。

20160609-竭ァ20160609-竭ィ

参考作品となったものは、各階ででてきた面の部分と見える部分との違いがはっきり明確に表しているところや、図面の細かいところまで綺麗に見やすい図面を描くことができています。内容も正しく描くことができています。

 

また、今回の返却の図面では、少し荒く描いてしまっている人が多く、再提出の人が多数となってしまったため、該当する生徒は個別指導として先生にアトバイスをもらいながらの返却でした。

20160609-1020160609-11

注意された点は個々で違います。自分が受けたアトバイスを心得て、一枚一枚の図面を丁寧に描き、しっかり人に伝えられるような図面を目指しましょう。