関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図I

図面の練習:模型の図面化(2)2階、3階平面図を描く <建築設計製図Ⅰ>

  • Category: 建築設計製図I
  • Posted by kgu2.
  • 2016/05/27

2016年5月19日(木)「建築設計製図Ⅰ」第6週目の授業が行われました。

授業の最初に行ったドリル課題は、軽井沢の山荘の1階部分の断面を確認するというものでした。

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軽井沢の山荘は例年秋学期の課題で取り上げられている吉村順三という建築家の作品です。

ちなみに、1階部分は鉄筋コンクリートでその上は木造です。

1年生は提示された模型を見て、納得しながら作業を進めていました。

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次に自分で製作した模型の2階平面図、3階平面図を描く練習課題を行いました。

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平面を切った時の見え方について、まだ戸惑いながら描いている学生が多く、どこが断面の線なのかということ理解している学生が少なかったです。

自分がどの位置で模型を切り、平面として見ているのかということを理解しながら描いていかなければ、図面を描くことや図面から読み取るということができないので、ひとつひとつの線を理解しながら描くようにしましょう。

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どこに柱や梁があり、壁や階段がどこにあるのかということを模型で確認すれば、あとは線の練習の際に行った、線の強弱や描き方の通り線を描くだけです。

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また、寸法と補助線、基準線の描き方について説明がありました。

補助線と基準線を濃く描いてしまう学生がいますが、あくまで図面の補助としての線なので、断面線や見えがかりの線よりも濃くならないように気をつけましょう。

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次回の授業は、模型の図面化として、立面図の練習を行います。

TA:亀山