関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築設計製図


建築設計製図IV

第2課題 エスキス2(平面・立面計画)<建築設計製図IV>

  • Category: 建築設計製図IV
  • Posted by kgu2.
  • 2014/12/10

12/5、第10回の授業は、「金沢文庫ミュージアム」の平面・立面計画のエスキスがテーマです。

 

 

授業の冒頭、神戸先生と山口先生から、博物館・美術館の構造と設備に関するミニ・レクチャーがありました。

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神戸先生からは様々な建物の構造方式の解説を通じて、ミュージアムの骨組みを考えるためのヒントを見せていただきました。山口先生からは室内にどのように光を取り入れるか、美術館や博物館の事例紹介から具体的に説明していただきました。

今回のレクチャーは課題を進める上で、学生にとても参考になったと思います。

 

 

 

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第2課題は、5班に分かれてエスキスを行います。模型を使ってエスキスをしている学生もいます。立体的に空間構成を把握できる模型があると、先生とのエスキスも内容がぐっと深まります。

 

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グループで行うエスキスでは、他の学生がどういった考えで課題を進めているのかを伺うことが出来ます。意見を交換し合いながら、それぞれの考えを深めている学生達もいます。自分のアイデアを進めるためにも、同じ課題に取り組んでいる友人の話を聞くことは、良い刺激になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

今日の即日課題は、配置図によるオープンスペースの表現です。

金沢文庫の平面図や周辺環境をよく考えながら、敷地の中にミュージアムのボリュームを描いていきます。

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色鉛筆を使って着彩したり、背後の公園に抜ける動線を矢印で描いたりしながら、植栽や舗装をどこに使うのか、人がどのように敷地内を通過していくのかを考えていきます。みんなで楽しそうに作業を進めています。

 

 

 

 

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提出された課題の中から、佐藤先生が優秀作品を丁寧に選び、作品をスクリーンに大写しにしながら、どのようなところが評価されたかを解説されました。

まだ、計画が決まってなくて大変だったとは思いますが、即日課題を通して、地上レベルでの人の動線や、敷地内の通り抜けに対して、自分の考えを整理することが出来たのではないでしょうか。

 

次回は、平面・立面・断面計画のエスキスです。

頑張れ2年生!

TA 柴