関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

建築デザインコース

建築・環境学科

ハウジングデザインスタジオ

第15回 最終講評会2<ハウジングデザインスタジオ>

  • Category: ハウジングデザインスタジオ
  • Posted by kgu3.
  • 2018/09/07

2018年7月24日(火)「ハウジングデザインスタジオ」の第十五週目の授業が行われました。今週はプレンテーションボードの審査を行い、特に評価の良い学生3名と次点の5名に代表者として発表をしてもらいました。特別ゲストとして、1年生と2年生の設計製図の授業で学生に指導を行っている本田先生と大沼先生をお招きしました。
最初に評価の良かった学生です。
1人目の作品タイトルは「道の森」です。

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講評
・周辺の町並みと敷地に合わせられた計画となっている。
・海・光・風など自然に関しても細やかな計画がなされている。
・モジュールが単調で直線が強くなりがちで、特に1階部分は横のつながりがほしい。
・松の木の位置をずらして通りごとの表情を変えてみる。
・建物の道路面の見た目に工夫があるといい。

 

2人目の作品タイトルは「光影の集合住宅-自然と行き交う-」です。
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講評
・横から見る建物のばらついた配置と、上から見た建物の一体感という視点を変えて見た際のデザインと計画が素晴らしい。
・住戸のUDとデザインの調和性、そのデザインに全体の配置が絶妙。
・一階の階高を上げればもっといい空間になる。
・住居と住居をつなぐ外部の形状はまだ検討の余地がある。

 

3人目の作品タイトルは「faVour」です。

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講評
・海岸線のグリッドによる海への直線と住宅地&方位のグリッドによる敷地周辺との一体感と居住性の確保、その2つを織り交ぜて綺麗な形に仕上げている。
・住む人のビジョンを練りこめば、さらに形状が変化していくはず。
・住戸の扉の位置が悪く、通路の狭さで扉が開けにくい。
・水路がただ横を流れているのではなく、もっと敷地に引き込めれば更によくなる。

 

ここからは次点の6名です。1人目の作品タイトルは「Life-コミュニティの形成の拠点」です。

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講評
・巨大なループによるUDへの配慮と各階の繋がりを作れる計画が良い。
・中央のループ部分は屋外の方がいい。
・今は共用部と住居とに明確に分かれているが、ループの周辺に住居と共用部をちりばめることでループの良さが活かせるのではないか。

 

2人目はの作品タイトルは「組み替える空間」です。

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講評
・スケルトン・インフィルのフレームによる全体の統一感と、内部を変化させられる特性を考えたことは素晴らしい。
・スケルトン・インフィル住宅がコンセプトだが、いまいち活かしきれていない。変化することが独自の強みなので、もっとそのシステムを活かすべき。
・グリッドは単純なグリッドではなく、二重線によるグリッドなども活用する。

 

3人目の作品タイトルは「slub slope」です。

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講評
・スロープそのものを建物とすることで、それぞれの居室の高さが少しずつ変わるのが良い。
・住居と外部の区画がしっかりしていない。
・スロープが建物になっている強みが活かしきれていない。もっと自由にスロープを繋いでもいい。

 

4人目の作品タイトルは「江の島三丁目海辺横丁-江の島に新たな 町 がやってきた-」です。

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講評
・商店街という独自のコンセプトで、周辺も敷地に取り込むコンセプトは良い。
・新たな町を作るのに、町の軸を使わず敷地の軸を使用する理由がない。
・建物を構成するシステムがないため、町のまとまりが少ない。
・商店街のようなシステムを構築しているが、現在のシステムに合わせていく。

 

5人目の作品タイトルは「無機質な家〜ふと感じる非日常〜」です。

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講評
・無機質という部分の伝わり方がいまいち。
・スロープに関してはもっとスタディできるはず。
・巨大な囲まれた屋内外の空間の用途が伝わりにくい。

以上の8名でした。

先生方から最後の総評として「オリンピック・住居・水辺など、テーマの多い状態でここまで作品として仕上げられたことは素晴らしい。」「町と海のせめぎ合いにある土地で、何ができるのか突き詰めた設計を見られて楽しかった。」「建築のコンセプトはどんな物からでも作れる。それを合理的・論理的に見つめれば面白い物が出来上がっていく。」「プレゼンテーションは説明するポイントを整理して短くする。これからも練習していってほしい。」との事でした。

今年度のハウジングデザインスタジオは本日で終了です。授業はまだ肌寒かった春からスタートし、記録的な暑さとなった夏まであっという間に駆け抜けていきました。設計は手間をかければかけるほど、良くなることはあっても悪くなることはないものだと私は思っています。この先の設計もできる限りの手間をかけて、より良い物にしていってください。ですが休む時はしっかりと休んでください、休息も何かをするときに大事な要素です。学生の皆様、おつかれさまでした。

 

TA:寺町

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