建築設計製図I

第7回 住吉の長屋の図面模写3

2023/06/01

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2023年6月1日(木)「建築設計製図Ⅰ」の7回目の授業が行われました。

 授業のはじめに、「新建築データ」オンライン雑誌の使い方の説明がありました。住吉の長屋を始めとした日本の名建築の図面がたくさん掲載されています。建築図面の勉強にもなるため、是非活用するようにしましょう。続いて、本日の授業内課題である「住吉の長屋3 短手断面図及び立面図図模写」の作図内容と作図の手順の説明がありました。

今回の課題では、安藤忠雄さんの代表作である住吉の長屋の短手方向の断面図と立面図の作図を行いました。

 作業の手順を簡単に記しておきます。断面図は①基準線→②壁、床スラブ、基礎→③サッシ、床、天井、地面→④見えがかり線、RC記号等→⑤文字、寸法、枠、キープラン。立面図は①補助線→②建物の輪郭→③開口部、窓、地面→④目地、Pコン→⑤文字、枠。

講評では、先生方から図面を描く際、断面線と見えがかり線の線の太さを注意し、ガラスの断面線もしっかり太線で表現するようにとアドバイスがありました。また、建築図面の文字は施工者に建物の詳細データを伝えるものであるため、見やすい高さで丁寧に描くことが重要です。

作業終了後、先生から「立体ドリル1~8」課題の解説がありました。立体図をもとに平面図と立面図を作図する課題では、側面から見た立面図に着彩すると、立体の構造が理解しやすいです。また、模型の組み立てについての説明がありました。来週は模型提出になりますので、最後の一週間頑張りましょう。

次週、2023年6月8日(木)の授業には、再提出の図面と模型を持ってきてください。模型は次週の演習課題で使用するため、忘れず持参するようにしましょう。

TA:程、岩壁


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